2017年 09月 26日 ( 1 )

駆け足で九份観光をした後は、再び台北市内に戻ってランチです。
旅行記を書くにあたって食事の写真というのはなかなか大事ですが、今回の食事はほぼ丸テーブルの大皿盛り料理が次々に出てくる感じでしたので、私もですがみなさんも写真に撮ることはなかなかできませんでした。
料理はよくある中華料理を想像いただければと。
ただ、味は全体的に薄味でした。

ランチのあとは、故宮博物院に向かいます。
大型バスは建物下の車寄せに入ってしまうので、建物の写真はなし。
入場する際にリュックタイプのカバンは持ち込めないので、いつもはでかいカメラバックを背負っているashu_namyもこの日は朝からカメラだけ入るケースに、貴重品はウエストポーチに入れるという軽装で出かけました。

以前は写真撮影が禁止だったのですが、2016年12月から撮影できるようになりました。
ただし、フラッシュ厳禁です。
ついでにAFの補助光もNGです。

歴史に翻弄されたお宝の数々が並ぶ世界一の中国美術工芸コレクションとして名高いここ故宮博物院は、フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで世界四大博物館の1つにも数えられています。故宮博物院には、およそ70万点近くの収蔵品があると言われていますが、常時展示している品は、6000~8000点。特に有名な宝物数百点を除いては、3~6カ月おきに、展示品を入れ替えているため、すべてを見て回るには、10年以上はかかると言われています。
(台北ナビより)

入場するとガイドさんが、「今日は結構空いている。今4,000人しかいない。いつもはもっと多いね。」
4,000人、十分たくさんだと思いますが・・・・

個人で来ると入り口で音声ガイドを貸し出してもらえます。
私たちはガイドさんの説明を聞くので、イヤホンを借りました。

エスカレーター横にある、孫文の銅像。
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孫 文は、中国の政治家・革命家。初代中華民国臨時大総統。中国国民党総理。「中国革命の父」、中華民国では国父と呼ばれる。
また、中華人民共和国でも「近代革命先行者」として、近年「国父」と呼ばれる。海峡両岸で尊敬される数少ない人物である。

(wikiより)

辛亥革命の指導者、ということぐらいしか知らないけど。
この辺の歴史は得意ではないので。


ガイドさんは4,000人しかいなくて結構空いていると言ったけど、やっぱり人でごった返している。
丸一日ここで過ごせる時間のある人はいいけど、大半の人はツアーで滞在時間は2時間程度なので、見どころもかぶってくる。
当然見どころの前はたくさんの人だかり。
それもほぼ全員が写真を撮るので、かなりの混雑ぶりでした。

ガイドさん的に見せたいものがあったみたいだけど、その前は大勢の人がいたので比較的人の少ない展示物のほうへ行きました。

いつの時代のものか、何という名前の壷かさっぱり覚えていません。
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詳しいことは忘れましたが(おい)、時代によって、国によって、身分によって竜の爪の数が違っていたとか。
「この龍は指が3本だから」という説明は覚えているけど、だから何?というのは忘れました。
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ガイドの王さん、陶磁器がお好きみたいで、いろんなものを紹介してくれました。
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どれにも共通することは、細工や絵の描写が細かいということ。

こちらの壷の動物の絵もけっこうリアルに描かれている、と言っていました。
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躍動感がある感じ。
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コチラの壷は、学生さんらしきグループが熱心に見ていました。
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桃の絵が実にリアルに描かれています。
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拡大。
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でも、きれいに描かれているのは正面にあたる部分だけで、裏になる部分には何も描かれていません。
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人がいなくなったから戻りましょうと、是が非でも紹介したかった(と思われる)陶磁器。
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この左下の陶磁器。

北宋 汝窯 蓮花型温碗

十枚の花弁が重なる蓮の花型の器。中ほどが丸く膨らみ、口縁部分でわずかにすぼまって花びらが流れるようにつながり、高台はやや高い。釉は青く、細かな貫入が入っています。器全体に釉がかけられ、高台内側に5つの支釘跡があります。
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王さんいわく、時価総額50億円(これ一つで)らしいです。
故宮博物院の中で一番高価な展示物なんだとか。
たしかにこれだけの薄物で、口の部分の曲線で、と考えるとかなりの技術が要ったと思われます。
あ、いちおう実家が陶磁器の産地なもので、薄物=高いという価値観があります。
実際薄物は割れやすいしね。


上段右側の壷は、清の時代のものです。

清 光緒帝 緑地魚龍図花式瓶

背が高く厚みのある大瓶で、瓶の形が愛らしい8枚の花弁の花型になっています。表面には鮮やかな黄緑の色釉がたっぷりとかけられ、現代的な風格が感じられます。両側に獣耳型の環が付いていて、腹部の前後に菱花型の開光があり、枠の中に魚と龍が浮き彫りにされています。雲間に遊ぶ五爪の龍、波涛から躍り出る鯉、「魚躍龍門」には、立身出世の吉祥の意味が込められています。
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こっちの鹿もかなりリアルに描かれています。
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西周晩期 毛公鼎(宣王時代)

獣に似せた3本足に楕円形のカメ型という西周晩期の青銅器の特徴を表したこの形は、2800年以上も前のもので、もとは料理に使用したものでしたが、後に権威を象徴する礼器として使用されるようになりました。
毛公鼎の胴内に鋳刻された32行、500文字は、世界で最も長い銘文で、内容は、周王が周朝復興に功労があった毛公一族を称えたものになっています。
鼎の銘文に「…四方大いに乱れ定まらず」とあるのは、宣王が心配でたまらなかった当時の動乱の局面を指しています。
銘文は、字数の多さや勅諭の語句の華美さだけではなく、下賜の豊富さをとっても、天下一の宝と言えるものなのです。
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中に文字が刻まれています。

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文字の拡大。
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全文が壁にあります。
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それでは、故宮博物院に来たら絶対見たほうがいい白菜を見に行きます。
白菜と並ぶ見たほうがいい展示物、角煮はこのときは、アメリカに行っていました。
白菜は一番人気なので、白菜の部屋に入るには入場制限があります。
5分ほど並んで入場できました。

白菜の前の小白菜(と勝手に呼んでいる。)
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こっちが表面。
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ashuさんはみなさんが小白菜に夢中になっている隙に白菜に行き、思う存分写真を撮ったと言っていました。(やるな)

では、白菜。
「翠玉白菜」

天然の翡翠と玉の混ざり具合を巧みに利用した繊細な彫刻で、翠玉巧彫の最高傑作と言われています。
白菜の上にとまっている虫ですが、実はこの2匹は、多産を象徴するキリギリスとイナゴ。
この作品は、紫禁城内の永和殿に安置されていたものですが、そこは光緒帝の妃であった瑾妃の寝宮であったことから、清らかさを象徴し、多産を願う瑾妃の嫁入り道具だったのではないかと推測されています。
白菜と昆虫という題材は、元代から明代初期の画家による草虫画の中によく見られ、吉祥を象徴する題材でした。
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もうね、すごい人ですよ。
大陸観光客、いつまでもどかない。
何枚撮ってもガラスに反射するのは、あんたの撮影の仕方が悪いの。
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王さんが「白菜の裏側も見て」と言っていたので、見てみました。
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敬天格物-中国歴代玉器展

玉器は、実に8000年前にさかのぼることができます。
古は、美しい石はすべて「玉」と称されました。玉には「軟玉」と「硬玉」の2種類があり、翡翠は、「硬玉」に属します。
ここでは、玉の深みを味わってください。 自然の色の美しさとその美を巧みに芸術品として仕上げた職人の技にため息が漏れます。
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清朝 翡翠の屏風

48枚の翡翠でできていて、驚くのは両側の彫りがまったく同じだということ!昭和天皇のもとにありましたが終戦後、返却されました。
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これね、全部ヒスイなんですよ。
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紫水晶とかとか。
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もっとゆっくり見たかったけど、次の予定があるので、観覧はここまで。
お土産屋さんで30分ぐらい時間があるかと思ったけど、そこは素通りして、衛兵の交代式に向かいます。

















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by ashu_namy_season2 | 2017-09-26 12:00 | 2017.7 台湾 | Comments(0)

namy このブログの管理人。ヤサグレることも多いけど私は元気です。                     ashu namyの尻に敷かれるのが家庭円満の秘訣です。


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